「寝違え」を治療!そのままにしておくと大変なことに…!?
2021年10月18日
「朝、目が覚めたら首に激痛が…」「首が回らず動かすだけで痛い・・・」など、多くの方が経験したことのある「寝違え」。
寝違えは首周辺の靭帯や筋肉に急性の炎症が起こり、首や肩が痛みや首が動かせないなど動きが制限されてしまいます。
「たかが寝違え、放っておけばそのうち治るだろう」と思って寝違いを自己判断による改善や放置しようとすると、より悪化したり症状が長引くこともあります。
一日も早く回復できるように詳しく解説していきます。
寝違えとは
多くの方が経験する「寝違え」ですが、正式な医学用語では「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」と呼ばれます。
寝違えは、睡眠中に首や肩の筋肉・靭帯(じんたい)に急性の炎症が起きて、痛みや動きの制限が出ている状態のことを差します。
多くの場合、睡眠から目が覚めたときに、首から肩にかけて痛みが生じ、首が動かせなくなるのが特徴です。
なぜ起こる?寝違えの主な原因
寝違えは、単に「寝相が悪かった」という単純な理由だけで起こるわけではありません。そこには、日々の生活習慣に潜む、いくつかの複合的な原因があると言われています。
- 睡眠中の不自然な姿勢
- 身体の歪みと筋肉の緊張
- 疲労やストレスの蓄積
- アルコールの過剰摂取等による内臓の不調
このように、寝違えは様々な要因が複雑に絡み合って発生します。あなたの寝違えの原因は、どれに当てはまりそうでしょうか?
激痛で動けない!寝違えを治す方法
基本的には寝違えは安静にすることが基本です。無理に動かすことはせず、日常生活の中で徐々に首を動かすことで治っていくのが一般的です。
痛みが出ているということは、首の筋肉が炎症を起こしているサインです。無理に動かしたりするのは絶対にやめましょう。
- 楽な姿勢を見つける
まずは首を動かさなくても済む、一番楽な姿勢を見つけて安静にしましょう。
- 炎症が起きている場合は「冷やす」
この場合は「冷やす(アイシング)」が有効です。氷嚢(ひょうのう)や、ビニール袋に氷と少しの水を入れたものをタオルで包み、痛む場所に15〜20分程度当てます。
- 痛みや熱っぽさが引いたら「温める」
痛みや炎症が治まってきたら、温シップや温熱パックなどで患部を温め、筋肉の緊張が和らげましょう。
- 最終的には「専門家」に頼るのがベスト
セルフケアでは痛みが多少和らぐことはあっても、それは一時的な対症療法に過ぎません。寝違えの根本的な原因(筋肉の損傷、骨格の歪みなど)を解決しない限り、再発のリスクもあります。
もし寝違えて数日たっても痛みが取れない、症状が改善されない場合は、お近くの接骨院や整形外科などを受診するのがおススメです。
寝違えたときにやってはいけない3つのNG行動
良かれと思ってやった行動が、実は症状を悪化させる原因になることがあります。以下の3つのNG行動は絶対に避けてください。
NG①:無理に動かす・ストレッチする
首をぐるぐる回したり、無理にストレッチしたりするのは症状を悪化させる最も危険な行為です。炎症を起こしている筋肉の繊維をさらに傷つけ、回復を遅らせる原因になります。
NG②:強く揉む・マッサージする
患部を強く揉んだり押したりしたくなりますが、これもNGです。素人判断でのマッサージは、炎症を周囲に広げ、かえって痛みを増幅させてしまうリスクがあります。
NG③:「そのうち治る」と放置する
軽い寝違えであれば数日で自然に治ることもありますが、痛みが強かったり、長引いたりする場合は注意が必要です。
放置することで痛みが慢性化したり、首の可動域が狭いまま固まってしまったりする可能性があります。
もし寝違えた場合は、すぐにお近くの専門機関で診てもらうようにしましょう!
寝違えた時にロキソニンや湿布は効果ある?
ロキソニンに代表される非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、痛みの原因物質であるプロスタグランジンの生成を抑えることで、痛みを和らげ、炎症を鎮める効果があります。
メリット:
- つらい痛みを一時的に緩和できる
デメリット:
- 痛みの根本原因を治しているわけではない
- 痛みが麻痺することで、つい動かしてしまい、かえって悪化させる可能性がある
- 胃腸への負担など、副作用のリスクがある
鎮痛剤などの痛み止めは、このようにあくまで対症療法であり、痛みを緩和して身体が自己治癒するのを待つ、というものです。
どうしても仕事が休めないなど、やむを得ない場合に短期的に使用するのは一つの手ですが、頼り切るのは危険といえます。
今日からできる寝違えの予防方法
つらい寝違えを二度と繰り返さないために、今日からできる予防法を習慣にしましょう。
1. 「睡眠の質」を向上させる
枕・マットレスの見直し、寝る前のスマホをNGにするなど、リラックスできる環境を整え睡眠の質を向上させましょう。
2. 日中の「姿勢」を改善する
デスクワーク環境の整備: PCモニターを目の高さに合わせ、肘が90度になるように椅子の高さを調整します。足の裏がしっかりと床につくことも重要です。
30分に1度は立ち上がる: 同じ姿勢が続くのを防ぐため、意識的に休憩を取り、軽く伸びをしたり、少し歩いたりする習慣をつけましょう。
3. 身体の「メンテナンス」を習慣にする
入浴で身体を温める: ぬるめのお湯(38〜40℃)に15分ほど浸かることで、全身の血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。
お風呂上がりのストレッチ: 身体が温まっているお風呂上がりは、ストレッチのゴールデンタイムです。前述の予防ストレッチなどを無理のない範囲で続けてみましょう。
定期的な専門家によるケア: 自分では気づかない身体の歪みや筋肉の緊張は、知らず知らずのうちに蓄積します。
症状が出てから慌てて駆け込むのではなく、予防のために定期的に接骨院などで身体のメンテナンスを行うことが、寝違えを繰り返さないための最も効果的な方法です。
寝違えはほねごり接骨院へお任せください
ほねごり接骨院の寝違えの施術は、強い痛みをとるために「ハイボルト療法」や「はりきゅう治療」、「手技療法」を行い、痛みの緩和をいたします。
さらに、慢性的な肩こりや首の痛みの原因となる「猫背姿勢」を改善する為の姿勢矯正や、支える筋肉を鍛える「インナープログラム」など、様々な角度から、痛みをとるだけでなく、痛みのでない身体づくりを行います。
寝違えは放置せず、しっかりと施術を受けましょう。
まとめ
今回は、多くの方を悩ませる「寝違え」について、その原因から正しい治し方、予防法などについてを詳しく解説しました。
寝違えは、日ごろの生活習慣やストレスなど様々な要因で起こる症状一つです。
もし寝違えになったらまずはお気軽にご相談ください。あなたのそのつらい痛み、私たちと一緒に解決していきましょう。
お気軽にご相談ください。
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