アキレス腱炎
- ふくらはぎが痛い
- かかとが痛い
- 歩き始めると痛みが出る
- アキレス腱炎と診断された
- 早く競技に復帰したい
アキレス腱炎とは?
ふくらはぎにある「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」とかかとの骨である「踵骨(しょうこつ)」を繋ぐアキレス腱がなんらかの原因によってで炎症が起きている状態をいいます。
アキレス腱とは
ふくらはぎを構成する筋肉は「腓腹筋(ひふくきん)」と「ヒラメ筋」です。
この2つを合わせて「下腿三頭筋」と呼び、爪先立ちや地面を蹴って歩くなど、足の底屈運動に関与します。この筋肉から踵骨に伸びる厚い腱をアキレス腱と呼びます。成人で長さが約15cm程度あり、人体最大であり最も強い腱といわれています。
ギリシア神話で不死身の英雄アキレスの唯一の弱点として、その名がついています。
アキレス腱炎の原因
アキレス腱炎はオーバーユース(使いすぎ)によって起こり、下半身を使うスポーツ選手によく見られます。
特にマラソンなどの陸上・サッカー・ラグビーなどの陸上競技やバレーボール・バスケットボールなどのジャンプを繰り返す競技などが挙げられます。
走る・跳ぶなどの動作の繰り返しで、強靭なアキレス腱にも徐々に負担がかかり炎症が起こります。
また、「靴が合わない」「フォームが崩れている」「扁平足である」「急に運動を始めた」「ふくらはぎの硬さ」「加齢」「肥満」などの条件が揃うとアキレス腱炎になるリスクが高まります。
アキレス腱炎の症状
運動時や歩き始める際に、ふくらはぎからかかとにかけて痛みを感じます。
また、アキレス腱部を触ると腫れており、押すと痛みを感じます。
アキレス腱炎をそのままにしない為に
アキレス腱炎はオーバーユースが原因のため、痛みを放置して練習を続けても自然に回復することはありません。
また、ふくらはぎからアキレス腱にかけての痛みは、「アキレス腱断裂」や「踵骨骨折」など、他の疾患も疑われます。違和感を感じたら早めに整形外科や整骨院を受診しましょう。
ほねごりグループのアキレス腱炎への施術について
アキレス腱炎による炎症の改善のため、「アイシング」を行い、「テーピング 」でふくらはぎからアキレス腱にかけての運動に制限をすることで安静をはかることが大切です。
また、炎症に対してオリンピック選手も使用する電療機器の「ハイボルト療法」を消炎鎮痛を目的に行います。
痛みに対して硬くなっている筋肉をほぐすため「手技療法」や「はりきゅう」を行います。
さらに、自宅でのストレッチを分かりやすく指導し、通院しない日でもしっかりケアすることで競技に早く復帰できるようにケアします。
「靴が合わない」、「走るフォームに不安がある」、「膝にかかる負担を減らしたい」場合には、足元から見直しを行い、海外では主流となっている「足病学」に基づく「インサートプログラム」で、足元から理想の状態に矯正し、痛みの元から改善していきます。
アキレス腱炎は放置せず、数多くの患者様から喜ばれ、信頼されているほねごり整骨院グループにご相談下さい!