足首の捻挫

  • 運動中に足首を捻った
  • 歩行中などに足首の痛みや不快感を感じる
  • 足首に違和感や腫れを感じる
  • 転んだ拍子にぶつけて腫れや痛みが引かない
  • 足首が動かしづらい

歩くたびにズキズキと痛む、朝起きたら足首がパンパンに腫れていた、靴を履くのも一苦労…。このような足首の捻挫は、日常生活に支障をきたします。

足首の捻挫は、足首の内外にある靭帯が急激な動きや強いストレスによって傷ついた状態を指します。これは、歩行やスポーツ中に不慮の事故が原因で発生することがよくあります。

足首の捻挫が悪化すると、慢性的な痛みや腫れ、関節の運動制限が生じ、日常生活やスポーツ活動に大きな制約が生まれることがあるため、専門期間での早期の検査・治療がおすすめです。

足首の捻挫とは?

足首の捻挫は、日常生活やスポーツで多いケガの1つで、不意の転倒や足首を捻ることによって痛みや炎症が生じます。

外側にひねる捻挫が最も一般的で、外側の靭帯が損傷を受けやすいです。これは、足の外側の靭帯が内側の靭帯よりも弱いために起こります。

 

足首の捻挫は、靭帯の損傷だけでなく、骨折など他の部位が損傷している可能性もあるため、整骨院や整形外科などの専門の医療機関等で検査。治療を受けることをおすすめします。

足首の捻挫になる原因は?

足首の捻挫は、歩行や走行中、足を踏み外したり高いヒールでつまずいたり、バスケットボールやサッカーなど、急な方向転換や足への負担が大きい動作に発生するケースが多く、日常のあらゆる瞬間に起こりえます。

足首の捻挫を防ぐためには、日常生活での姿勢や歩行パターンに注意を払うこと、スポーツをする際には適切なウォームアップとストレッチを行うこと。

また、足首をしっかりサポートする靴を選ぶことが重要です。これらの予防策は、捻挫のリスクを減らすのに役立ちます。

足首の捻挫を放置・悪化するとどうなるの?

捻挫を放置すると靭帯が緩み、日常の動作や軽い運動でも再度の捻挫を起こしやすくなります。

歩行時のバランスや走ることが困難になったりするなど、様々な動作に影響が出ます。

慢性的な不安定感が足首周辺の筋肉に負担をかけ、痛みや炎症、関節の変形、足関節以外の障害を引き起こす可能性があり、手術やリハビリ等の処置が必要になる場合があります。

足首の捻挫の治療方法について

捻挫が悪化すると、その影響は単なる足首の痛みにとどまらず、全身の健康状態にまで及ぶことがあります。

したがって、初期の段階から適切なケアと、慎重な回復プロセスの遵守が、捻挫の早期回復や悪化を防ぐ鍵となります。

自宅でケアを行う

歩行中の不意な怪我やスポーツ中のアクシデントで足首を傷つけることはよくありますが、自宅で適切なケアをすることで症状を和らげることができます。

冷却:怪我をした直後は、氷や冷却パッドを使って15〜20分間冷却しましょう。これにより腫れや痛みを抑えることができます。

挙上:足を心臓の高さよりも上に挙げて休むことで、血流を抑えて腫れを軽減させます。横になって足をクッションなどで支えると良いでしょう。

安静:怪我をした足を無理に使わないようにし、安静にしてください。歩行や運動は症状を悪化させる可能性があります。

病院・整形外科で治療を受ける

病院での治療では、足関節捻挫の正確な診断が専門家によって行われます。

診察の際には、患者の状態を詳細に把握するために必要な画像検査も実施する場合もあります。

病院ではR.I.C.E.療法(冷却、挙上、圧迫、安静)が専門的で効果的に行われ、整形外科医が患者の状態に応じた適切な治療を提供します。

物理療法も重要な一環で、特定の運動やエクササイズを通じて筋力回復や関節の柔軟性向上が図られます。

整骨院で治療を受ける

接骨院での治療では、専門家が足関節捻挫に特化した治療を提供します。

初めに、柔道整復師や理学療法士が患者の症状を詳しく評価し、適切な治療プランを立てます。治療には、手技によるマッサージやストレッチ、関節の調整などが含まれることがあります。

また、電気療法や超音波療法などの物理療法も行われ、炎症や痛みの軽減を促進します。

さらに、運動療法やリハビリテーションプログラムが提供され、筋力の回復や関節の安定性を高めるためのトレーニングが行われます。

足首の捻挫が治るまでの期間の目安は?

足首の捻挫が完全に治るまでの時間は、捻挫の重度や個人差がありますが、軽度の場合は1~3種間程度で日常生活に戻ることができます。

回復期間を短縮するためには、怪我直後の適切な処置が重要です。また、専門の医療機関等の指導でのリハビリテーションの徹底、栄養バランスの取れた食事、十分な休息も大切です。

治療期間中は、焦らずに体の回復を待つことが大切です。

急いで活動を再開してしまうと再発や慢性化のリスクを高めることになりかねません。自分の体と相談しながら、回復へのプロセスを進めていくことが肝心です。

足首の捻挫はほねごり整骨院へお任せください

ほねごり接骨院では、国家資格をもった専門家が検査・施術を行っています。

ハイボルト療法

ハイボルト療法とは、特殊な電気を用いて、炎症や痛みの原因となっている部分にピンポイントでアプローチできる機器を使用した施術で、痛みや炎症を緩和します。

手技療法

手技によるマッサージや関節の調整を行い、指先の患部だけでなく腕全体の筋肉のバランスなどを整えながら、痛みの軽減と関節の正しい動きを促します。

テーピング

必要に応じて指先や関節を固定して安静できるように、テーピング等を用いて患部を固定する処置も行います。

 

お一人お一人の症状や痛み、生活習慣に合わせたオーダーメイドの施術をご提案させていただいております。

症状や痛みの緩和だけでなく、生活習慣の改善に向けたアドバイスやストレッチによるセルフケアといったこともお伝えしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

足首の捻挫は身近な怪我ですが、適切な予防と治療が重要です。

足を痛めると外出しづらくなりますが、捻挫は放置をせず必ず専門機関で検査や治療を受けることをお勧めします。

Q&A