肋間神経痛

  • 体勢を変えると胸が痛い
  • 肋骨に沿って痛い
  • くしゃみをするのも痛い
  • 重いものを持ち上げると痛い
  • 横になって寝られない

肋間神経痛ってどんな症状?

肋間神経痛は、肋骨に沿って走る神経が何らかの原因で痛む症状のことをいいます。心臓や肺を取り囲む「肋骨」の間にある神経に沿って痛みが出るのが特徴です。

 

肋間神経痛の原因                

肋間神経痛はその原因から原発性と続発性に分かれます。

 

原発性肋間神経痛

胸椎椎間板ヘルニアなどの背骨自体の変形や、不自然な姿勢をとった時、また運動不足や疲れによって神経が骨や筋肉に挟まり、締め付けられることによって発症します。

原発性の痛みは左右どちらかに鋭い痛みが肋骨に沿って走るのが特徴で、時に「息ができないほど痛い」ことがあります。

 

続発性肋間神経痛

水痘・帯状疱疹(すいとう・たいじょうほうしん)ウイルスが原因で起こります。

初めて、水痘帯状疱疹ウイルスに感染した時には水痘(みずぼうそう)となりますが、治ったあとも神経にウイルスが潜んでいる(潜伏感染)ことがあり、ストレス・疲労などが原因で免疫機能が低下した際に、皮膚に赤い湿疹ができ、痛みを引き起こすことがあります。

続発性の痛みは「ピリピリ」「ジクジク」とした痛みが皮膚表面に現れます。

【症状別】肋間神経痛に対する3つのアプローチ

肋間神経痛を解消するためにとれるアプローチは大きく分けて3つです

 

自宅でケアを行う

ストレッチを行うことで、背中から胸にかけての関節、筋肉を緩めることができます。血行を改善することで、原因となっている神経の圧迫を取り除きます。

原因となるストレスや緊張を取る目的で「入浴」も有効です。リラックス効果が期待でき、血行の改善も期待できます。

しかし、肋間神経痛は自宅のケアだけで治るわけではありません。肋間神経痛の症状を放置してしまった場合、症状が悪化してしまうケースもございます。症状が悪化する前に専門家に相談して適切な治療を行うようにしましょう。

 

病院・整形外科で治療を受ける

針で刺されたような痛みが発生しており、なかなか症状が治らない方。どこにどんな炎症が起きているのか画像を自分で見てみたい。痛み止めによる一時的な状況改善を希望される方の場合、病院で診断を受ける必要があります。

痛み止めによる一時的な除痛と抗炎症、神経ブロック注射、リハビリテーションなどで肋間神経痛が自然に治癒していくのを待つというのが病院で主に提供されている肋間神経痛に対するアプローチになります。

痛み止めについては目先の痛みを緩和するという点において非常に効果的ではありますが、炎症がなくなるわけではないこと。日常生活の姿勢や体の使い方が原因となることもあるため、同じ生活をしている場合再発が起こりやすいという点には留意が必要です。

肋間神経痛の症状だけでなく、次のようなお悩みもある場合は整形外科医以外の受診が望ましいことがあります。

焼けるような痛み、皮膚のかゆみ、水ぶくれ、赤いできものなどがある場合は【皮膚科】の受診を、吐き気や嘔吐、胸の痛み、発熱・さむけ、息苦しさ、鳩尾(みぞおち)から左脇腹にかけての痛みがある場合は【内科】を受診しましょう。

 

 

整骨院で治療を受ける

肋間神経痛があることで日常生活を送る上で不便を感じているという方にとってオススメなのが整骨院での施術です。痛み止めによる除痛は瞬間的な効果に優れているので、特別な事情でその日を乗り切りたい(スポーツ選手の試合など)という場合にはオススメです。一方で利用頻度によっては効果が薄くなっていく事などを考えると日常的な悩みの改善には最適ではありません。整骨院での施術では電療機器を利用することで炎症の早期回復を促すことができます。また、筋肉の柔軟性の確保をするためのマッサージや日常的な姿勢など背骨・骨盤へのアプローチを行うことも整骨院の施術の特徴です。

整骨院で治療を行う際の留意点として治療の内容や利用している電療機器などが整骨院によってバラバラであることが挙げられます。肋間神経痛の治療を行う場合どの整骨院に通うのか?が大事になります。

ほねごり整骨院グループが行う肋間神経痛に対する治療

肋間神経痛にお悩みの方に発生している問題は主に3つです。

  1. 脊柱・肋骨部の血行改善
  2. 背部の筋膜の柔軟性喪失
  3. 姿勢不良による脊柱の負担過剰状態

これらの問題に対して、患者様に合ったアプローチを行うのがほねごりグループの施術です。

①筋肉や神経の炎症 に対してはハイボルテージという治療機器を用いて断裂・炎症が発生している箇所の細胞の活動を促進させる事で自然回復の促進をしていきます。

 

②背中の筋肉の硬さに対しては【手技療法】と【はりきゅう治療】を患者様の状態に合わせてご提供します。はりきゅう治療については鍼灸師と呼ばれる国家資格者がいる整骨院でないと患者様への提供ができないものになりますが、ほねごり整骨院グループはすべての店舗に鍼灸師が常駐しておりますので安心して鍼灸治療も取り入れていただくことができます。

③日常生活に起因する姿勢不良に対しては【猫背矯正による姿勢不良の改善】【インナーマッスルへのEMS施術】など様々なアプローチをご用意しております。

体の歪みを根本的な部分から改善していくこと肋間神経痛だけでなく、肩こり、頭痛などといった慢性的な悩み全般の解消につながります。

肋間神経痛にお悩みの方はぜひ一度当整骨院グループにご相談下さい。

↓当院の詳しい施術内容はコチラ!↓

 

ほねごり君のQ&A