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股関節が痛いのはなぜ?主な原因と今すぐできる対処法

歩き始めや立ち上がりのたびに股関節がズキッと痛み、日常のちょっとした動作までつらく感じていませんか?

股関節の痛みは、加齢による関節の変化だけでなく、姿勢のクセや筋肉への負担、腰の神経、急な炎症やケガなど、複数の原因が重なって起こることが少なくありません。

そこで本記事では、股関節の痛みを原因別に3つのタイプに整理したうえで、今すぐできる対処法と、病院・接骨院どちらに相談すべきかの見極め方まで、わかりやすくご紹介します。

【タイプ別】股関節が痛くなる主な原因

股関節の痛みは、「どこが痛むか」によって原因を考える手がかりになることがあります。

痛む場所を軸に代表的な3つのタイプに整理してご紹介しますので、ご自身の症状と照らし合わせて、どのタイプか確認してみてください。

足の付け根の前側や鼠径部が痛むタイプ

鼠径部(そけいぶ)と呼ばれる足の付け根の前側に痛みが出やすく、特に歩き始めや椅子から立ち上がる瞬間に「ズキッ」と感じることが多いタイプです。

【このタイプでよくみられる特徴】

  • 歩き始めや立ち上がるときに痛みが出やすい
  • 足の付け根の前側や鼠径部に痛みを感じる
  • 初期は違和感程度でも徐々に痛みが強くなることがある

【主な原因】

変形性股関節症軟骨がすり減り、関節の炎症や変化によって痛みが生じることがあります。特に中高年の女性に多くみられる傾向があります。
股関節の前側を通る腸腰筋などの炎症股関節前側の筋肉や腱に炎症が起こり、鼠径部に痛みが出ることがあります。

骨や関節だけでなく、筋肉や腱の炎症が原因で同じような痛みが現れることもあるため、症状が続く場合は、整形外科や接骨院などの専門家を受診して原因を確認することが大切です。

お尻や足の付け根の外側が痛むタイプ

お尻の奥や足の付け根の外側に痛みが出やすく、ケガをした覚えがないのに、気づけば痛みが出ていたというケースもあります。

【このタイプでよくみられる特徴】

  • お尻の奥や足の付け根の外側が痛む
  • 左右どちらか片側だけに痛みが出やすい
  • 長時間座った後や歩き始めに痛みを感じることがある

【主な原因】

姿勢の崩れや筋肉のこわばり長時間の座位や脚を組む癖、猫背などが続くと、股関節まわりの筋肉が硬くなり、関節に負担がかかることがあります。
坐骨神経痛など腰の神経の影響お尻から太ももにかけて痛みが広がる場合は、腰の神経が関係する坐骨神経痛などが原因となっていることもあります。

痛みが広範囲に及ぶ場合やしびれを伴う場合は、股関節以外の原因も考えられるため、整形外科や接骨院などの専門家で相談することをおすすめします。

動いたときに鋭く痛むタイプ

特定の動作をしたときだけ「ズキッ」と鋭い痛みが走る場合や、急に痛みが出た場合にみられるタイプです。

【このタイプでよくみられる特徴】

  • 動いた瞬間に鋭い痛みが走る
  • 急なひねりや転倒をきっかけに痛みが出た
  • 股関節に引っかかるような違和感がある

【主な原因】

筋肉や腱の炎症・損傷スポーツや体の使いすぎ、転倒やひねりなどによって筋肉や腱を痛めることがあります。グローインペイン症候群もこのタイプに含まれます。
股関節唇の損傷関節の縁にある軟骨(股関節唇)が傷ついたり、すり減ったりすることで、動いたときの痛みや引っかかり感が現れることがあります。

熱感や腫れを伴う場合は、炎症が進んでいる可能性があるため、無理に動かさず、早めに整形外科や接骨院などの専門家で相談しましょう。

関連記事:ガニ股の原因は?自分でできる改善ストレッチと治し方

股関節が痛いときにやってはいけないこと

股関節が痛むと、早く楽になろうとして自己流の対処をしてしまいがちです。

しかし、誤ったセルフケアは症状を悪化させることもあるため、股関節が痛いときに避けた方がよい行動を確認しておきましょう。

痛む部分を自己判断で強く揉む

股関節が痛いからといって、自己判断で強く揉むのは避けましょう。

【強く揉むことで起こりうるリスク】

  • 炎症が悪化して痛みが強くなることがある
  • 一時的に楽になっても原因は改善していない
  • 回復が遅れる可能性がある

特に、熱感や腫れがある場合、急に強い痛みが出た場合は炎症が起きている可能性があるため、無理に揉まず、患部を安静に保つことが大切です。

痛みを我慢して動き続ける

痛みは、体からの「組織を痛めるサイン」の一つである可能性があるため、無理に動かし続けると、筋肉や関節への負担が大きくなることがあります。

【動き続けることで起こりうるリスク】

  • 筋肉や関節への負担が大きくなり、損傷が進むことがある
  • 痛みをかばうことで反対側の脚や腰にも負担がかかる
  • 痛みの範囲が広がることがある

我慢して動き続けるのではなく、痛みが強いときは安静を心がけ、症状が改善しない場合は整形外科や接骨院などの専門家へ相談しましょう。

関連記事:股関節の痛み、もしかして放置してる?原因とタイプ別改善ストレッチで快適な毎日を!

股関節が痛いときの対処法

自宅で今すぐ取り入れられる、股関節の痛みに対する対処法をご紹介します。

ただし、これらはあくまで痛みを悪化させないための応急的なケアであり、症状の改善を保証するものではありません。

痛む動作を控えて負担を減らす

股関節に痛みを感じているときは、まず痛む動きを一旦控えることが基本です。

痛みがあるのに同じ動作を続けてしまうと、関節や筋肉への負担が続き、かえって回復を妨げてしまうことがあります。

【日常生活でできる工夫】

  • 立ち座りの際は、手すりや壁に手を添えて体を支え、股関節一箇所に力が集中しないようにする
  • デスクワークや家事などで長時間同じ姿勢が続かないよう、こまめに姿勢を変える
  • 体重が増えると股関節への負担も大きくなるため、無理のない範囲で体重管理を意識する

小さな工夫の積み重ねが、股関節への負担軽減につながります。

状態に合わせた温冷ケア

股関節の痛みには、「冷やすべきとき」と「温めるべきとき」があり、状態によって対応が異なります。

状態おすすめのケア
急な強い痛み・熱感がある冷やす(炎症を抑える)
慢性的なこわばり・血行不良によるだるさ温める(血流を促す)

急な強い痛みや患部の熱感は、炎症が起きているサインと考えられるため、冷やして炎症を落ち着かせることが大切な一方で、慢性的にこわばっている、血行が悪く重だるいといった場合は、温めることで血流を促し、こわばりの緩和が期待できます。

ただし、「冷やすべきか温めるべきか自分では判断がつかない」という場合には、自己判断で無理に対処しようとせず、専門家に相談したうえで適切なケアを選ぶことをおすすめします。

股関節周りをゆるめる軽いストレッチ

強い痛みが落ち着いてきたら、股関節まわりの筋肉を軽くゆるめるストレッチを取り入れてみましょう。

ストレッチする部位やり方
お尻仰向けに寝て両膝を立て、片方の足首をもう一方の膝の上に乗せる。手前の太ももを両手で抱え、ゆっくり胸に引き寄せる
股関節の前面片膝立ちになり、後ろの脚の付け根を伸ばすイメージで骨盤をゆっくり前に押し出す
内もも(内転筋)床に座って両足の裏を合わせ、膝を外側に開いた状態で上体をゆっくり前に倒す

ストレッチを行う際は、以下のポイントを意識してください。

  • 反動をつけず、ゆっくりとした動きで行う
  • 息を吐きながら、力を抜いた状態で伸ばす
  • 「気持ちいい」と感じる範囲にとどめ、無理に伸ばそうとしない
  • 途中で痛みが出た場合は、すぐに中止する

ただし、強い痛みがある最中に無理にストレッチを行うと、かえって症状を悪化させる可能性があるため注意しましょう。

関連記事:O脚は自分で治せる?簡単エクササイズと注意すべき症状

股関節が痛いとき整形外科と接骨院どちらに相談すべき?

セルフケアを試しても痛みが和らがない、あるいは痛みを繰り返してしまう場合は、自己判断のまま様子を見続けるのではなく、専門家への相談を検討するタイミングです。

ただし、股関節の痛みといっても状態はさまざまであるため、整形外科や接骨院などの専門家の受診を優先すべきサインに当てはまるかどうかをご確認ください。

次のようなサインがある場合は、整形外科への受診を優先しましょう。

  • 転倒したあとに強い痛みが出た
  • 歩けない、または脚が動かせない
  • 股関節に腫れや熱感をともなう
  • 夜間もじっとしていられないほど強く痛む
  • 痛みが1か月以上続いている

これらのサインには、骨折や関節内部の異常などが隠れている可能性があるため、整形外科でレントゲンなどの画像検査によって原因を直接確認することが大切です。

一方で、次のような状態に当てはまる場合には、接骨院への相談も選択肢の一つです。

  • 長時間同じ姿勢を続けた後に痛む
  • 姿勢のクセや身体の使い方による負担が気になる
  • 慢性的なこわばりや違和感が続いている
  • すぐに受診すべき症状か判断に迷っている状態

歩き始めや立ち座りのつらさを抱えたまま過ごすよりも、早めに体の状態を確認しておくことが、痛みの悪化を防ぐ第一歩になります。

股関節の痛みにお悩みならほねごりへご相談ください

セルフケアを続けても痛みが和らがない、そもそも何が原因なのかわからず不安、という方は、一度体の状態を専門家に確認してもらうことをおすすめします。

ほねごりは、年間延べ75万人以上の施術実績を誇る接骨院グループで、国家資格を持つ経験豊富なスタッフが、筋肉や骨格の状態に着目し、お悩みの改善を目指しております。

来院時にはまず独自の姿勢検査を行い、背骨や骨盤のゆがみ・左右差を確認したうえで、お一人おひとりの状態に合わせた施術を組み合わせてご提案させていただきます。

姿勢や筋肉の負担による股関節の痛みには、主に次のような施術をご提供しております。

  • トリガーポイント手技療法:痛みの引き金になっている筋肉のしこりを押してゆるめることで、血行の改善と痛みの緩和を促します。表面のマッサージでは取り切れない、深部のこりへ働きかけられるのが特徴です。
  • 鍼灸:手技では届きにくい深部の筋肉や神経に細い鍼でアプローチし、血流を促すことで慢性的なこりや神経症状の改善を目指します。長引く重だるさやしびれが気になる方にも取り入れやすい施術です。
  • 骨盤矯正:トムソンベッドと手技を組み合わせ、体の土台となる骨盤のバランスを整えます。骨盤のバランスを整えることで、股関節まわりへの負担軽減をサポートします。

歩き始めや立ち座りのたびに感じる痛みは、我慢すればするほど、知らず知らずのうちに日常の動きの幅を狭めてしまいます。

セルフケアを試しても和らがない場合や原因がわからないまま不安を抱えている場合は、体の状態を確認することが解決への近道です。

姿勢検査から手技療法、鍼灸、骨盤矯正まで幅広く対応し、お近くに通いやすい店舗があるのもほねごりの強みです。股関節の痛みでお悩みでしたら、ぜひ一度お近くのほねごりへご相談ください。

まとめ

股関節の痛みは、痛む場所によって原因をある程度絞り込むことができ、鼠径部が痛むタイプ・お尻や外側が痛むタイプ・動いたときに鋭く痛むタイプの3つに大きく分けられます。

痛みがあるときは、自己判断で強く揉んだり我慢して動き続けたりせず、痛む動作を控える・状態に合わせた温冷ケア・落ち着いてきたら軽いストレッチ、という対処から始めましょう。

転倒後の強い痛みや腫れ・熱感などがなく、筋肉や姿勢の影響が考えられる場合は、接骨院への相談も選択肢の一つです。

ほねごりでは、独自の姿勢検査で骨盤や背骨のゆがみを確認したうえで、トリガーポイント手技療法・鍼灸・骨盤矯正など、お一人おひとりに合わせた施術をご提案させていただきます。

股関節の痛みに不安を感じているなら、我慢する前に、まずはお近くのほねごりへお気軽にご相談ください。

この記事の監修者
阿部社長
代表取締役

阿部 公太郎(アベ コウタロウ)

■経歴
昭和57(1982)年9月25日生まれ。神奈川県相模原市出身。
帝京大学卒業後、横浜呉竹医療専門学校(旧校名:呉竹鍼灸柔整専門学校)にて学び、柔道整復師の資格を取得。整形外科での勤務を経て、30歳で独立。
現在は東京・神奈川・埼玉で接骨院・鍼灸院などを展開する「ほねごりグループ」の代表取締役として活躍中。

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「一人ひとりの心と身体に寄り添い、毎日に笑顔をお届けできるよう、皆さまの健康づくりに役立つ情報を監修しています。」