日常的に肩こりに悩まされているにも関わらず、セルフケアのみで専門的な治療を受けていない方は少なくありません。
しかし、症状によっては放置しておくと肩こりが悪化し、肩だけでなく身体のさまざまな部分へ影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
そこで、肩こりの重症度を確認していただけるチェックシートをごh紹介するので、ご自身に当てはまるものがないか、ぜひ参考にしてください。
肩こり重症度のチェック項目
肩こりは、次のチェック項目でその重症度を判断することができます。
各項目について、該当するものがあればチェックしてみましょう。
【軽度】
- ☑ 肩や首に痛みや重さ、張りを感じる(違和感・軽い痛み)
- ☑ いつも肩が凝っている感覚がある(だるさ中心)
- ☑ 肩を動かすと「ゴリゴリ」「ミシミシ」と音がする(違和感レベル)
- ☑ 頻繁ではないが、ときどき肩こりを感じる
- ☑ 朝起きても肩のだるさが取れない(軽度の場合は休息で改善することも)
【中等度】
- ☑ 肩や腕が上げにくい・動かしづらい(可動範囲がやや狭い)
- ☑ 頭痛や目の疲れを伴う
- ☑ 頻繁に肩こりを感じる(ほぼ毎日)
- ☑ 肩を動かすと動作に制限や苦痛がある
- ☑ 肩こりの頻度・痛みが仕事や家事にやや影響している
【重度】
- ☑ 肩や腕がほとんど上がらない・動かせない(可動範囲が著しく制限)
- ☑ 肩こりとともに手や腕にしびれを感じる
- ☑ 頭痛・目の疲れだけでなく、吐き気やめまいなども伴う
- ☑ 痛みやしびれが首や頭、背中まで広がっている
- ☑ 日常生活に明確な支障が出る(家事・仕事・睡眠の妨げになる)
「腕上げチェック」で肩こりの重症度を判定
肩こりの度合いは、チェックシートだけでなく実際に腕を動かすことで確認することもできます。
【基本のやり方】
- 足を肩幅に開いてまっすぐ立つ
- 腕を肩の高さまで前に伸ばし、肘を90度に曲げて両肘をくっつける
- 顔は正面を向いたまま、そのまま肘を天井方向にできるだけゆっくり上げていく
- 腕がどこまで上がるかで肩こりの重症度を判定する
【判定の目安】
- 肘が鼻の高さより上まで上がる
⇒肩こりはほとんどありません。 - 肘が口の高さまで上がる
⇒軽度の肩こりの可能性があります。 - 肘が肩~顎の高さまで
⇒中等度の肩こりの可能性があります。 - 肘が胸より上がらない
⇒重度の肩こりである可能性が高いです。
肩こりで専門家を受診する目安
チェックシートや腕上げチェックの結果によって、受診する目安を知ることができます。
次の項目に1つでも当てはまる方は、できるだけ早く専門家へ受診をしてください。
項目 | 判定 |
チェック項目の結果 | ・重度の症状に1つでも当てはまる ・中等度の症状に3つ以上当てはまる |
腕上げチェックの結果 | ・重度 |
次の項目も、1つでも当てはまる場合は受診をしましょう。
項目 | 判定 |
チェック項目の結果 | ・中等度の症状に1~2つ当てはまる ・軽度の症状に3つ以上当てはまる |
腕上げチェックの結果 | ・中等度 |
なお、チェックした結果が軽度の場合でも、肩こりの自覚症状がある場合は悪化する前に受診することをおすすめします。
まとめ|肩こりのご相談はお近くのほねごりまで
肩こりは、自覚症状があってもあまり気にせず放置してしまう方が少なくありません。
しかし、症状の度合いによっては痛みが慢性化したり、頭痛や吐き気といった症状が現れたりするケースもあるため注意が必要です。
また、体のバランスや自律神経へも影響するなど、さまざまな支障をきたす可能性もあります。
本記事のチェック項目で確認いただき、少しでも該当する場合はぜひお近くの「ほねごり」までご来院ください。
私たち「ほねごり」が、ただ肩こりをほぐすのではなく、根本的な原因を突き止めたうえでの改善をお手伝いさせていただきます。
