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肉離れで歩けるけど痛い…放置は危険!受診の目安と早く治すコツ

「運動中にピリッと痛みが走ったけれど、歩けるから大丈夫」
「軽い肉離れだから、病院に行くほどではなさそう」

ふくらはぎや太ももに痛みや違和感があっても歩行ができると、ついつい受診を後回しにしてしまいがちです。

しかし、「歩けるから軽症」という自己判断は非常に危険です。

肉離れは自覚症状が軽くても、筋肉の繊維を損傷している立派な怪我。適切に処置をしないまま無理を続けると、痛みが悪化したり、長引いたりするため、注意が必要です。

そこで本記事では、歩ける程度の痛みでも受診すべき目安や、早く治すためのポイントについて、肉離れからの回復をお手伝いするほねごりが詳しく解説します。「これくらいで病院に行ってもいいの?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください!

歩けるけど痛い肉離れとはどんな状態?

そもそも肉離れとは、筋肉が引き伸ばされると同時に強く収縮した際に、その負荷に耐えきれず筋肉の繊維が「部分的に損傷」もしくは「完全に断裂」してしまう怪我のことです。

スポーツ中に、急なダッシュやジャンプをした瞬間に起こりやすいですが、加齢や運動不足で筋肉の柔軟性が低下している場合にも、日常生活のちょっとした段差や動作でも発生することがあります。

筋肉痛との大きな違いは、「筋肉の繊維が物理的に切れている」点です。

肉離れの重症度(3段階)

肉離れは、損傷の度合いによって3つの段階に分けられます。

「歩けるけど痛い」という場合、多くは「Ⅰ度(軽度)」または「Ⅱ度(中等度)」に該当します。

重症度筋肉の状態歩行の可否
Ⅰ度(軽度)
筋肉の繊維が引き伸ばされ、ごく一部に傷がついている状態。・自力歩行が可能
・運動時に痛みが出る
Ⅱ度(中等度)
筋肉の繊維や筋膜が部分的に断裂している状態。内出血が見られることもある。・痛みはあるが、なんとか歩ける
・痛みがある方の脚を引きずる
Ⅲ度(重度)
全ての繊維が断裂している「完全断裂」の状態。陥没が見られることもある。・自力歩行はほぼ不可能
・強い痛みがある

参考:捻挫およびその他の軟部組織損傷の概要

「Ⅱ度(中等度)」の場合、痛みはあっても無理をすれば歩けてしまうため、断裂範囲を広げてしまう方が非常に多いので注意が必要です。

【部位別】「歩けるけど痛い」ときのチェックリスト

肉離れは特にふくらはぎや太ももに多く発生します。特定の動作で痛みが出る場合、ご自身の症状に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

部位チェック項目(こんな時に痛む)
ふくらはぎ・歩くとき、地面を蹴り出す瞬間に「ピキッ」とする
・つま先立ちをすると痛みが走る
・アキレス腱を伸ばすストレッチをすると痛い
太もも前(大腿四頭筋)
・階段を降りるとき
・足を高く振り上げる動作をしたとき
太もも裏(ハムストリングス)
・膝を曲げる動作をしたとき
・靴を脱ごうとしたとき
・前かがみの姿勢をとったとき

これらの動作で鋭い痛みを感じるなら、筋肉の繊維が傷ついているサインです。たとえ歩けるとしても、肉離れしている可能性が高いといえます。

肉離れで歩けるけど痛いときの対処法

肉離れをした直後は、まず適切な応急処置を行うことが大切です。

痛みが出た直後は、筋肉の内部で腫れや内出血が広がり続けている「急性期」と呼ばれる段階です。この数時間の間に適切な処置を行えば、ダメージを最小限に抑え、その後の痛みを大幅に軽くできます。

ここでは、ダメージを最小限に抑える応急処置・RICE処置について解説します。

応急処置の基本「RICE(ライス)処置」

肉離れが疑われるときは、以下の4つの応急処置を行いましょう。それぞれの頭文字をとって「RICE処置」と呼ばれています。

処置概要ポイント
Rest(安静)痛みのある部位を極力動かさず、負担をかけない。体重がかからないように、横になる。
Ice(冷却)氷や保冷剤で患部を冷やし、炎症と腫れを抑える。ビニール袋に入れた氷や保冷剤をタオルで包み、15〜20分ほど患部に当て、2〜3時間ごとに繰り返す。
Compression(圧迫)テーピングや包帯で適度に圧迫し、内出血を防ぐ。きつく締めすぎると、血流が止まってしまうため注意が必要。
Elevation(挙上)患部を心臓より高く保ち、腫れや内出血を軽減する。クッションや枕の上に足を乗せる。

RICE処置は、48時間〜72時間(2〜3日間)を目安に続けることが推奨されています。

この期間は筋肉の炎症が最も強く出る時期なので、正しくRICE処置を行うことで、その後の回復が早くなる可能性があります。まずは、丁寧なケアを行いましょう。

肉離れで歩けるけど痛いときに病院・整骨院に行く目安

「歩ける程度の痛みで受診するのは大げさかな?」と迷う方も多いですが、肉離れは整骨院でも健康保険を使って施術が受けられる「急性外傷」です。

特に、以下のようなサインが一つでもあれば、筋肉がある程度の損傷を受けている、または完全断裂している可能性があります。

自己判断せず、早めに専門家の診察を受けましょう。

受診のサイン備考疑われる状態
内出血(あざ)が出ている皮膚の色が青紫や黄色に変わっている状態。筋肉が部分的に断裂している(中等症以上)可能性が高いです。
患部を押すと特定の場所が鋭く痛い筋肉痛のような全体的な痛みではなく、指で押したときにピンポイントで分かる鋭い痛みがある状態。肉離れが強く疑われます。
3日以上経っても痛みが引かない3日経っても痛みが変わらない、あるいは強くなっている状態。
(※筋肉痛や疲労であれば、通常2〜3日で痛みは和らぐ。)
筋肉の組織が損傷している可能性が高いです。
患部にへこみや、硬いしこりがある触れたときに筋肉が凹んでいたり、逆に硬いしこりのような感触があったりする状態。筋肉の繊維が乱れて修復されているサインです。
放置すると、将来的な後遺症や再発のリスクにつながります。

歩けるけど痛い肉離れを早く治すポイント

肉離れを早く治すには、初期対応やその後のリハビリが大切です。しかし、早く治したいあまりに自己流でケアをして、かえって回復を遅らせてしまうケースも少なくありません。

ここでは、肉離れを早く治すポイントを紹介します。

自己流マッサージ・ストレッチは逆効果

痛みがある部位を、自己流で揉みほぐしたり、無理に伸ばしたりするのは絶対に避けましょう。

肉離れを起こした筋肉は、傷ついた繊維が必死に修復しようと働いているデリケートな状態です。

そこを強く押したり、ストレッチで引っ張ったりすると、修復が始まったばかりの弱い繊維を再び引き裂かれ、さらに損傷を広げて悪化させてしまう恐れがあります。

結果として、完治を数週間以上遅らせてしまうことになりかねません。

正しい時期に正しいリハビリを行う

痛みが落ち着いてきたら、すぐに患部を動かしたくなる人も多くいます。しかし、リハビリで大切なのは「いつ、どのくらいの負荷で始めるか」という判断です。

以下に、肉離れの回復までの3つのステップをまとめました。ただし、肉離れの程度や回復スピードには個人差があるため、あくまで一般的な目安として参考にしてください。

段階期間の目安運動次のステップへの目安
急性期受傷直後〜3日程度完全安静・運動中止痛みと腫れが引いてくる
回復期1週間〜数週間軽いストレッチ・歩行
※痛みのない範囲で行う
痛みなく歩ける、軽い運動ができる
復帰期数週間〜数か月ジョギング・筋力トレ
※徐々に負荷を上げる
全力疾走やジャンプが痛みなくできる

炎症が治まったあと、筋肉の柔軟性を取り戻すストレッチや筋力トレーニングが必要ですが、その開始タイミングや負荷のかけ方は専門的な判断が重要です。

間違った方法で動かすと、治りかけの部位を再び痛めるだけでなく、痛めた箇所をかばうことで腰や膝など別の部位にまで負担がかかり、新たな不調を招く原因にもなります。

「いつから動かしていいのか」「どの程度のストレッチなら安全か」は、必ず専門家の指導のもとで進めるようにしましょう。

ほねごりグループでできる肉離れへのアプローチ

「歩けるけど痛い」という状態は、無理をすれば悪化し、放置すれば再発のリスクを抱える非常に繊細な時期です。

私たちほねごりでは、その場しのぎの痛み止めではなく、「早期回復」と「再発させない体作り」の両面からアプローチを行います。

強い痛みや炎症を抑える「ハイボルト療法」

特に痛みが強い急性期には、高電圧の電気で刺激する「ハイボルト療法」を行います。痛みの原因となっている深層の筋組織に、直接高電圧の電気刺激を与えることで、炎症を抑えて痛みを和らげます

ほねごり治療
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患部の負担を軽減する「テーピング・固定」

日常生活を送る際にかかる負担を最小限に抑えるための固定や、動きをサポートするテーピングを行います。歩行時の痛みを軽減し、さらなる損傷を防ぎます

根本原因から見直す「リハビリ・骨盤矯正」

痛みが引いたあとは、硬くなった筋肉の柔軟性を取り戻すリハビリを行います。さらに、ほねごりでは「なぜそこを痛めたのか?」という根本原因を徹底分析

姿勢の崩れや骨盤の歪みを整えることで、特定の筋肉に負担が集中しない、再発しにくい体へと導きます。

ほねごり治療
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まとめ

「歩けるから大丈夫」と思っていても、肉離れの痛みは体からの大切なサインです。 放置したり無理に動かしたりすると、せっかく治りかけていた筋肉が再び傷つき、完治が遠のいてしまうこともあります。

私たちほねごりは、地域の皆様の健康応援団として、一人ひとりの痛みの状態に合わせた最適なサポートをさせていただきます。 今ある痛みが回復し、元通りの日常生活やスポーツに安心して復帰できるよう、私たちが全力で伴走いたします。

身体のことで少しでも不安を感じたら、まずは一度ほねごりグループへご相談ください! あなたの健康な毎日を、スタッフ一同、全面的にサポートさせていただきます!

この記事の監修者
鈴野先生
柔道整復師

鈴野 賢幸(スズノ トシユキ)

■氏名(フルネーム)
鈴野 賢幸(スズノ トシユキ)

■保有資格名(取得年)
はり師・きゅう師(2007年)

■経歴(簡潔に)
早稲田速記医療福祉専門学校鍼灸医療科卒業
鍼灸師の資格取得後に東京医療福祉専門学校教員養成課に進学し、養成施設教員資格を取得
母校の早稲田速記医療福祉専門学校で8年間専任教員として勤務

■専門分野や得意分野
専門分野:東洋医学、自律神経
得意分野:鍼灸治療全般、手技療法、骨格矯正

■所属学会・団体
特になし

■監修コメント
「専門知識をみなさんにわかりやすく、丁寧に説明できるよう監修しています。」